仕事に変化を取り入れるとき、ここがポイント

人を変えることはできません。ですが仕事上などで行動を改めてもらう必要もあるのです。そのとき、「変えることでの利点を協調する」のか「変えないことの代償を強調する」のか迷います。

そのために、相手が新しい行動を安全なものと認識するか、リスクが伴うと認識するかによるかで対応が変わるのです。

相手が行動は安全だと思うなら、その行動によってうまれる全てのいいことを強調する。すると利益を得たいために、すぐに行動をするのです。

ですが相手が行動にリスクが伴うと考えているなら、それは現状に満足しています。なので利益を示されても何の魅力も感じないのです。そこで行動を変えないと起こるリスクを強調します。行動しないと確実に起こる損失がある場合は、そのリスクを冒すことに魅力を感じるのです。

変化を計画する人は、つい、みんなの無関心にテコ入れをしようとします。そのために刺激的なビジョンを示しても、最初はあまり効果がないのです。

他者に働きかけ、行動にでてもらうには、今の現状に何の問題があるかを示すこと。安全圏からでてもらうには、今という現状に対する不満や苛立ち、怒りなどを認識してもらい、損失を示しす必要があります。

参照:アダム・グラント著 シェリル・サンドバーグ解説 楠木 健 監訳『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 三笠書房